ローリスク・ハイリターンを限りなく探求するブログ
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6月14日
2007年06月14日 (木) | 編集 |
 「株トレーダー瞬」の記事を見るにつけ、やっぱりゲーム的なアシストが無いと株は良好なゲーム性が成立しないという事を再確認してしまいますねぇ。

 結局、運や野生の勘とは無関係に、理論的に導き出せる手法では、配当利回り以上に儲ける事はできないという事が、市場から退場してみると良く分かります。
 何故ならば、理論的に導き出せる手法は、大抵は一般個人投資家を含めて全市場参加者が採用する事ができるからです。そして、仮にその手法が優秀なら、市場参加者全員がその手法を採る訳で、となると、パイ全体で考えてみれば、市場の外部から流れ込んでくる配当以上に儲けられない事は自明な訳です。
 だから、どんな優れた指標の組み合わせでも、長期的には勝率50%±2~3%に収束するという話も頷けます。

 しかし、市場参加者が後を絶たないのは、上の論理に抜け道があるように見えるからです。

 第一に、まだ誰も見つけてない手法があり、それを秘匿すれば良いのではないかという道。
 第二に、理論的手法であっても、通常の他の参加者が手軽に真似できない手法という道。
 第三に、勝率が下がる前の時点で、複数の手法を乗り継いで行けば良いという道。

 第一の道は悪魔の証明になってしまうので、この抜け道を否定するのは困難です。
 実際、手法を秘匿しつつシステムトレードで大儲けをしている人もいるらしいので、何とも悩ましい問題ですが、第二の道と関連して普通の一般個人投資家が見つけるのは相当困難でしょう。

 第二の道は、大きく分けて資金量の問題と計算の複雑さの二つでしょう。
 資金量の問題は当然ですが、計算の複雑さに関しても、個人投資家がコンピュータで計算し発注するシステムトレードの環境がまだ日本では整っていない(法的に問題があると聞いた事がある…)ので、普通の一般個人投資家には手が出せません。現状では、ウィンドウズのプログラミングができるプログラマーさんが、細々とやっているみたいです。
 まあ、一般個人投資家が手を出せるぐらい敷居が下がったら下がったで、手法の比較優位性も消えてしまうので意味があまり無いのですが…。

 第三の道は、「乗り継ぐ手法とタイミングをどう理論的に導くか?」というメタ階梯を一つ上っただけの、同じ問題に行き着いてしまいます。
 そこに他人には理論的に真似できない要素が入るか、運や野生の勘を発揮しないと、乗り継ぎの成功率も5割前後に収束してしまうでしょう。
 実際、BNF氏はこの道で巨万の富を築きましたが、自分の脳によるコンピュータに匹敵する膨大な場合分けと、逆張りから順張りへの転換タイミングの成功という、ある種の野生の勘を発揮したものでした。
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4月2日
2007年04月02日 (月) | 編集 |
 録画でグレンラガンを見ましたが、「これガラットへのオマージュだから、主題歌が中川翔子なんじゃないの?」と思いますた。

(以下、4月1日の続き)

 それでは、理詰めでどんな堅実(と言っても勝率5割強…)運用に辿り着いたのかというと、ありきたりですが両建て(ロングショート)です。しかし、ありきたりとは言え、リスクをヘッジしてローリスクミドルリターンを狙うヘッジファンドの基本手法にもなっているぐらいですから、ちゃんとした理由があります。

 それは、地合い(指標化すれば日経平均)の上下動を予測する事は、超困難で不可能に近いという事です。個別の材料に加え、先物や為替や海外市場や政治ファクター等、影響を与える要素が多過ぎるのです。
 更に、これを言い換えれば、個別の材料の無い時は基本的に地合いに連動する、個別株価の直近の上下動も予測は超困難という事です。

 そこで、株価の絶対値の上下動を狙うのではなく、地合いとの連動性の歪みを狙うのです。つまり、地合いが上昇する場合に他銘柄より上昇度合いの大きそうな銘柄を買い、同時に、地合い下降時に他銘柄より下降度合いの大きそうな銘柄を空売り、地合いに揺さぶられてできた連動差を利鞘として取るのです。この両建てにより、地合い変動の影響を排除する事ができます。

 具体的には、東証1部上場の貸借銘柄の内、F:ファンダメンタル指数(ROEやBPSや株主資本比率等)が高く、T:テクニカル指数(PERやPBRや貸借倍率等)が低く、テクニカル的に買いタイミングにある銘柄を買い、同時に逆のF低T高の売りタイミング銘柄を空売りします。
 量は、呼び値の違いを考慮しながら、全銘柄が同一方向に同tick数動いた時に損益が±0になるように、売買のバランスを調整します。

 これで、理論上は完璧に見えますが、しかし、これでも、勝率5割強であり、運の要素を排除しきれませんでした。それは、実運用上、以下の盲点というか問題点があったためです。

1.テクニカルタイミングの精度
 僕は25日移動平均線に対するグランビル法則で見ていましたが、日本市場は逆張り天国なので、同じチャートに対して2方向の解釈が拮抗する事も多く、資金量の多い大人がどちらの勢力の味方をするかで勝負が決まる等がままあります。大人の気分次第という名のランダムです。
 また、そもそも原理的に、ほとんどの銘柄が地合いに連動するという事は、売り買いのどちらかのチャート予測が外れる事を意味するので、予測精度を期待するのが元々おかしいのかも知れません。

2.条件に当てはまる銘柄の不足
 これもまた原理的に、ほとんどの銘柄が地合いに連動するという事は、ほとんどの銘柄のチャートが似たような形状である事を意味するのであり、当然、買い候補銘柄と売り候補銘柄を同じぐらい用意するのは本来困難な話なのです。
 また、F高T低の割安銘柄を見落とした買い忘れはあっても、F低T高の割高銘柄の売り忘れはありません。だから、条件に当てはまる空売り候補を検索すると、ほとんど全て怪しい低位株しか残らないのです。それ以外は、悪材料が出て散々売り叩かれた後の銘柄ぐらいです。だから、空売り候補は中評価の銘柄を使用せざるを得ませんでした。


 …とか何とか書いてきましたが、僕が市場から離れてからの日経平均の日足チャートを今日見てみたら、綺麗に教科書通りですね。何てこった。これもまたマイナス超能力の一環ですかね…orz。
(ちなみに、丁度、グランビル売り2ポイントに来ているので、このまま教科書通りに推移するなら、しばらく地合いは下降線でしょう…)

4月1日
2007年04月02日 (月) | 編集 |
(3月30日の続き)

 もう一度繰り返すと、絶対額的に大きく儲けるには、元手が大きければ統計的な堅実運用でもOK、しかし元手が小さければ全力勝負をするしかないのです。確かBNF氏も序盤は全力勝負の連続だったそうですし。

 で、色々な手法を試した果てに、この結論に到達した時点で、堅実運用する程の元手が残っていなかった(まぁ、大佐ですから…)ので、退場する訳です。全力運勝負をするには、さすがに僕様ちゃんはマイナスの超能力持ちですからねぇ…。(´∀`;)

 さて、その大きく元手を損なったのは、周囲が囁く長期幻想に惑わされてしまったからです。それでズルズルと…orz。
 「もうちょっと長く持ったら」とかよくアドバイスする人がいますが、長く持ったらからと言って、株価が回復する保証はどこにも無く、更に下がって超長期に回復しない事も、十分あり得るのです。
 と言うか、それ以前に、デイトレとデイトレ以外という区分以外、短期・中期・長期と言うホールドするタイムスパンは、本質的な問題ではないのです。重要なのは、幾らになったら利食い、幾らになったら損切りをするという、プライスレンジであり、それをポジションを持とうとする時点で予め設定しておく事が肝要なのです。入り口に入る時点で、二つの出口を決めておき、目標値になったら機械的に処理する事です。だから、タイムスパンは結果としての意味しか持っていないのです。
 逆に一番やってはいけないのは、ポジションを持ってから、様子を見て利食ったり損切りしようとする事です。

 もちろん、さわかみ投信みたいな現物超長期というアプローチもあり得ます。しかしそれは、買うのは年1~2回、ホールドは年単位前提ですから、専業には無理です(ホールドしている間に干上がる)。また、完全にリスクゼロという訳でもなく、有名一流企業だと思って安心していたら、技術革新で一気に衰退したり、地震で新設工場が全部オシャカになったり、事件が起きて上場廃止とか、色々と不測の事態が起こり得ます。

 また、プライスレンジを設定した場合でも完全にリスクをコントロールできている訳ではなく、寄りのギャップや特別気配で予定価格を乗り越えられて、市場システム的にレンジを遵守できない事もしばしばあります。特に悪材料が出て損切りしたい時に限ってストップ安で切れない状況は頻繁に起こります。

 そこでデイトレの出番となる訳ですが、これはこれで、先物等の仕掛けで恣意的に振られる事が多く、難易度が高いです。チャートや指標等からの予測可能性が低く、ランダムウォーク性が高いから、野生のカンとかを持っていないと苦しいのです。あと、注文の応答速度とか、通信環境の影響も受けてしまいます。
 まぁ、万能な手法は無いという事ですね。

(もうちょっと続くかも…)

3月30日
2007年03月31日 (土) | 編集 |
 ちょ~、桃ロリ、声太過ぎでち。さすが、常に予想の斜め上を行くネルケキャスティングでち。それはそうと、「聖十月」もTVKだと4月からTBSの「怪物王女」と重なるから、テレ玉に移行するでちよ。

 今日、Eトレから全資金引き上げました。
 退場の理由を今一度、再整理してみます。
 一番大きいのは「どんなに理屈で突き詰めても、運の要素を排除しきれない事が分かったから」です。
 どんなに現在のトレンドが確からしくても、逆方向に張る勢力は必ずいて、投資した時点以降、彼我の資金量(人数ではなく)がどの時点でどっちが勝るかは、あくまで不確定なのです。物理的ランダム性ではないとは言え、不完全情報下の人間の意思が大量に集まってしまうと、不確実性が発生してしまい、もはや運と言っても良い状態になるのです。
 もちろん、市場は完全・完璧なゼロサムではないので、統計的な手法で50数%の勝率を得ることも可能です。
 しかし、その40数%の負けが平均的に来るとは限らず、敗北がまとめて来た時に資金が尽きてしまえば、おしまいです。そうならないためには、大きな元手が必要です。また同時に、元手が小さくては、勝ち越し分の数%が手数料で摩耗してしまって、絶対額的に大して儲かりません。
 つまり結局、大きく儲けるには、一定額に達するまでは、運の波に乗って全力勝負で複数回連続して勝つしかないのです。

(この話題は、もう少し続きます)

戦術の調整
2006年09月28日 (木) | 編集 |
 かのBNF氏も地合に合わせて手法を調整・変化させていったひそみに倣って、戦術の調整をせねばなるまい。

現在、両ポジの損切りラインは超えるが利確ラインに届かないレンジで往復するという、嫌らしいボックス地合である。
 となると、まず、切り返す事を前提に考えて、

 1 ペア決済(あるいは玉補充)の徹底

が、必要であろう。損切り・利確が発生したら、必ず反対玉の決済も検討すること。順鞘の反対玉が無ければ、必ず補充玉を建てて、切り返しに備えること。
 最近は、利を伸ばす事に気を取られていて、少しこれを忘れていた気がする。個別銘柄のチャート形状よりは優先しないが、ポジションバランスは重要である。
 そもそも、「損小利大」は片ポジの時に損を埋めるために考えられた手法なので、両ポジの場合は反対玉で埋めるという手段を優先させるべきなのであろう。

 次に、

 2 利確幅を狭める

ことが必要であろう。仕掛ける銘柄はグランビル法則で選んでいるため、どうしても25日線から株価が離れていくタイプが多くなってしまうのだが、どうも、最近は逆張り(もしくは利確)厨が早め早めに介入してくるようである。
 「損小利大」がギリギリ許す範囲で利確幅を狭め、回転の方で勝負するべきかもしれない。
 損切り幅をタイトにするか、緩くするかは、どちらが良いのかを思案中…。

 そして、株価やチャート形状などの諸状況に関係無く、

 3 どの銘柄も同一枚数で建てる

ようにする。
 これは、ペア決済の自由度を高めるためである。ペアの相手を複数から選択できるようにして、その決済のグロスがプラスになる可能性を高めるのである。銘柄毎に枚数を調整する資金リスク管理は片ポジでは有効であるが、両ポジの場合は反対玉の存在が鍵となるので、この方が資金リスク管理としては有効だと思われる。

リスクとは何か 3
2006年05月28日 (日) | 編集 |
 前回までの考察をおさらいすると、リスクの定義とは「時間がもたらす不確実性」であり、それゆえに株式の保持期間が長くなる程、突発イベントが起こる可能性が高まるという事でした。


 この理屈で行くと、大ロットで1tick抜きが究極のローリスク・ハイリターンという事になります。
 実際、僕もこれを志向していた事があります。しかし、なかなか儲からず、最終的にはVテクで逆を突かれまくって断念しました(その後ホールドしていたらLD&マネショック…orz)。


 どうして上手く行かないのでしょうか?


 それは、前回挙げた「人間の自由意志(需給の思惑)」のせいだと考えます。これは言い換えれば、株式取引は、不完全情報下での相互の意思決定を読みあう「ゲーム(駆け引き)」の性格も持っているという事です。だから単純には動きを予測できません。お互い裏をかこうとしているのですから。
 更に加えて、この「ゲーム」においては、株価が「資金量多数決制(大人の存在)」で決まるシステムである以上、個人投資家は圧倒的に不利なのです。イーブンな条件下にはありません。
 この株式取引の性格が、突発イベントとは別に、リスクを発生させるのです。


 そして、この「不公平ババ抜き」状態が、株価変動曲線上のノイズを形成する訳ですが、ここで問題なのは、「ノイズ」だからこそ、取引期間が短い程、このゲーム的性格の影響を深刻に受けるという事です。
 「日経平均力という力」や「株価を構成する力」の項で述べた通り、特段の材料が無ければ、株価のザラ場中の動きの波は、日経平均先物に連動します。ファンダメンタル要素は、それにかかる係数的な存在になります。だから、取引期間が長くなればファンダメンタル要素によるバイアスが累積して行き、ファンダメンタル要素による株価の予測可能性が高まります。逆に取引期間が短くなれば、バイアスが減って、日経平均先物連動の傾向が強くなります。そして、日経平均先物のザラ場中の動きは、ファンダメンタルというクッションの無い、剥き出しの思惑勝負で決まっているのです。
 よって、取引期間が短くなる程、株価の予測が難しくなるのです。
 この事が、長期投資派の大きな論拠の一つになっています。


 まとめると、取引期間が長くなると突発イベントによるリスクが上昇し、短くなるとゲーム(駆け引き)によるリスクが上昇するという事になります。
 ではどうすれば良いのかと言えば、その「リスク総量を最小限にするバランスポイントを、地合やセクターや銘柄に応じて探せ」という、ありきたりな結論になるような気がします。学問だけではなく「株式取引に王道無し」ですかね…。

株式相場攻略の正攻法
2006年05月16日 (火) | 編集 |
 先週、ぽんぽこ氏がブログでBNF氏についてのコメントを述べていましたね(それにBNF氏もまたTVに出演したそうですね>「給与明細」)。


 BNF氏は多分、数百から千を越える銘柄を監視している…とか。


 でも、それって「市場のどこに、資金という名のアメーバ的な存在が頭を出すかを探す」という意味で、実は株式相場攻略の正攻法なのではないでしょうか。
 最近、それに思い至りました。


 というのも、先日、仲良し倶楽部の勝村殿が瞬間的に退役に成功したからです。その手法は「300銘柄のRSIを監視して日足確認後に逆張り」というものです。僕個人は、オシレーターに基づく逆張りはリスクがテラタカスと考えますが、「300銘柄」という数の点で、正攻法により近付いたので、上手く行ったのではないかと考えたのです。


 すなわち、市場全体を丁寧に良く見渡した者ほど、勝つチャンスに恵まれるという事です。
 まぁ、改めて書くと当たり前の事ですよね。
 でも、その当たり前の事が凡人にはなかなかできない訳です。


 一つは、時間。兼業の人は特に。
 一つは、手間。かなり面倒臭い。特に良いゲームとは何かを仕事として追求してきた僕にとっては、相場はインタラクティブ性に欠けるクソゲー以外の何物でもないですから、なかなか意欲が湧きません。その点、株マニアのBNF氏は苦にならないのかもしれませんね。
 そして、最後に、人間の能力の問題。パターン認識力や、短期記憶容量や、データ処理速度等の限界値には結構、個人差がありますから。処理すべきデータがある程度以上の量を越えると、人間はオーバーフローを起こして、認識・把握できなくなります。全体を極力、全体に近い形で把握する事はかなり難しい。だから、ランキングやスクリーニングや指標に頼る事になるのです。例えば、ぽんぽこ氏でさえも、セクター毎の代表的銘柄を指標として監視する手法を取っているみたいですしね。


 しかし、BNF氏は、市場全体をほぼ全体のままで把握しています。
 しかも、資金が市場に頭を出す際の場所(セクター/銘柄)や環境(地合)毎に異なる挙動の癖を、全て熟知していて、柔軟に対応して適確にキャッチしています。
 まさに「木も森も良く見ている」というか、「見の目弱く、観の目強く」の境地に達しているという感じです。
 このような、王道中の王道の正攻法で正面から株式相場に打ち勝つところが、BNF氏の天才たる所以なのではないでしょうか。


 という訳で、BNF氏には及びませんが、僕もここ数日、できるだけ多くのチャートを監視すべく、マケスピのマイページを編集しているのです。




株価構成要素の強弱順位
2006年05月10日 (水) | 編集 |
 株価が動く時、一体どの力が強く働いているのでしょうか。
 再度、株価を構成する力を、記号を付加して列挙すると、以下のようになります。


 F :(個別)ファンダメンタル力
 Tq :(個別)テクニカル力
 Tp :(個別)テンポラリー力
 N :日経平均力



 但し、個別ファンダメンタル力は、業績修正等の変化があった時にはテンポラリー力Tpに転化しますが、通常の状態では、それ自体が株価を動かす動意力とは成らず、日経平均力に対するセンシビリティやバイアス、オフセットといった関数的な役割を果たすと考えられます。そこで株価への影響力の優劣を考えるに、F()という形式・表記で取り扱います。


 さて、ここで、変数となっている日経平均力ですが、これが力を持つ理由・原理については「日経平均力という力」の項で考察しました。では、この力の意味は何かというと、市場全体に対する、景気や金利や為替等のマクロファンダメンタル力、ファンド決算期や先物への仕掛け等のマクロテクニカル力、政治リスク等のマクロテンポラリー力が合成されたものです。それが、日経平均という指標に集約され、トレンドフォロー売買というポンプに押され、個別ファンダメンタル力というファイルターを透過して、個別銘柄に伝わるのです。
 但し、個別銘柄への伝わり方の大きさは、日経平均の動意の理由というよりは、その方向とボラリティの大きさによって大きく変化しているように見受けられます。そこで、日経平均力を以下の3つに場合分けします。


 u :緩やかな上昇(トレンド)時の日経平均力
 d :緩やかな下降(トレンド)時の日経平均力
 t :変動が急激過ぎてマクロテンポラリー力に転化した日経平均力


 さて、材料が揃ったので、強弱順位を付けます。
 僕の少ない相場経験から言って、今の所、以下の順になっていると考えています(一つ一つ考察しながら並べるのは長くなるので省略w)。


 F(t) ≧ Tp ≧ F(d) ≧ Tq ≧ F(u)


 いや、こうして並べてみると、やはり「まず地合ありき」ですよね。

相反する格言
2006年05月05日 (金) | 編集 |
 相反する格言(の類)で一番の困り物は「利は伸ばせ」と「利食い千人力」です。一体、どうしろと?


 まぁ、現状では、利用フェーズの違う格言だと思っています。
 「利は伸ばせ」は売却ラインを設定する際の考え方で、「利が乗っている銘柄は、他の銘柄の損切りをカバーするだけの目標売値を設定せよ」という意味で。
 また、「利食い千人力」は実際に値が動いた時の決断の問題で、「目標値に達したら機械的に利食え」という感じで。「損切りを機械的にしろ」と対になる感じでしょうか。


 しかし、問題なのは、株価が目標値に達する前にUターンして、戻しそうになった場合です。
 折り返し切りをするべきか、押し目買いをするべきか?
 中期保有で昔から持っていたのならばともかく、スイングで買った銘柄だと、トレンドが変換したのかどうかを確認できるまで待っていたら、利を消されて損になる事もままあります。
 また、折り返し切りラインまでに反発するサインが出なければ「切り」なのでしょうけれども、そのラインが買値を越えていないと意味無いし…。


 個別で材料が出たのならば「利食い~」なのでしょうが、特に材料の無い日経平均連れ下げだと、判断に苦しみます。日経平均の今後の展開を予想せざるを得ません。こうなると「地合切り」の出番ですかね…。

銘柄を分散させる意味
2006年05月04日 (木) | 編集 |
 現在、僕はVテクオムロンの2銘柄しか扱っていない訳ですが、これはVテクがしばらく不調で余力に余裕が無かったのと、日経平均の動きが微妙だったからです。
 本来的には、もっと多くの銘柄を打診買い(売り)するべきだと考えています。


 もちろん、目的はリスク分散ではありません


 さすがに初心者向けの入門書でも、リスク分散を目的に銘柄の分散を勧めている物は減りましたよね。日経平均が爆下げする時は、銘柄を分散させようが全部下がるのが知れ渡ってしまいましたし。
 では、空売りと買いとか、株式と債券とか、反対方向に動くものを組み合わせる分散はどうか?
 これも、前に書いた通り、あまり意味が無いと考えるようになりました。何故なら、そもそもリスク分散が完全に為された状態とは、経済がどの方向に動こうと、常に±0である事を意味するからです。言い換えれば、リスクを偏らせた分だけ、儲ける事ができるのです。あのBNF氏も、序盤は全力勝負を繰り返していたそうですし(ちょっと意味が違うかw)。
 ちなみに、時系列的なリスク分散だけは意味があると考えています。これは、リスクを別のリスクではなく機会損失に転化してしているので、リスク削減と言えるからです(持たざるリスクという考え方もありますが、一応、損はしないので)。


 では、何のために銘柄分散が必要かというと、予測の当たりを1銘柄以上にするためだと考えます。
 よく参考書等に「単純に考えて、目をつぶって買えば勝率5割」と書いてありますが、我々ビロニストは余裕で5割を切る超能力(間の悪さ)を持っています。だから、数多くの銘柄を打診買いして、数少ない当たり銘柄を探す(サーチ)するべきなのではと思ったのです。そして、ハズレをすぐに損切りし、当たりをトレンドフォローで育てるのです。見敵必殺、サーチ&デストロイ。

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