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損切りの難しさ
2006年04月16日 (日) | 編集 |
 大抵の参考書や、ぽんぽこ氏等の成功者のブログで、損切りの重要性とその難しさが強調されます。そして、その難しさの原因として、実行する際の心理的抵抗感がよく挙げられます。


 しかしボクは、それが全く無いとは言いませんが、その実行する際の心理的抵抗感は難しさの中心でも本質でもましてや「原因」でもなく、むしろそれは「結果」だと思うのです。


 損切りの難しさの本質とは何か?
 それは、損切りラインを設定する難しさだと考えます。
 設定するのが難しく、自分の決めたラインに絶対の確信を持てないからこそ、実行する際に躊躇してしまうのです。


 では、何故、損切りラインの設定が難しいのか?
 それは、損切りラインをタイトに設定したからといって、損が減るとは限らないからです。


 これには、二つの大きな理由があると思います。


 一つ目は市場のシステム的なもので、オーバーナイトのギャップや特買い・特売りで、損切りラインをまたがれてしまう点です。損切りしたくても制度的にできないという奴で、ボクのVテクでのビンタとかもそうです。オーバーナイトギャップにはデイトレで対処するしかありませんが、特買い・特売りは対処法がありません。


 もう一つは、損切りラインをタイトにすると一時的なノイズ的下げも引っ掛かってしまい、この後すぐに反発して利が乗る筈だった銘柄をも、損切る事になる点です。人間の集団が行う事ですから、トレンドが上昇であっても一直線もしくは完全に滑らかに株価が上がる事はなく、戻しの下げがノイズ的に発生します。そして、そのノイズをいちいち損切りしていては、その一銘柄の機会損失だけでなく、株取引全体の勝率を下げてしまう事になります。これは対策が可能で、損切りラインはこのノイズを吸収するデプス(深度)を持てば良いのです。


 しかし、ここで、損切り問題の核心に直面します。


 どれだけ下げたら、ノイズなのか、それともトレンド転換とでも言うべき本格的な下げなのか、それを一律的に線引きができるのかという問題です。


 また、下げの量で判断できないのなら内容(原因)で判断するとしても、その銘柄に関する悪材料の場合なら簡単に切れますが、日経平均(先物)の下げによる連れ下げは特に難しく、判断に苦しみます。ホトンドの銘柄は、特段の材料や思惑や極端な需給状況が無い限り、日経平均(先物)の動きに連動しますが、それをノイズとみなして良いのかどうかは、微妙な問題です。
 ボクの場合も実際、2月の連れ下げの被害は酷く、いまだ傷が回復していませんが、昨日の富士興産は損切りを我慢する事で回復しました。


 でも、こうやって整理してみたら、理想の損切りラインの姿も見えてきました。
 それは「続落する確率」と「反発する確率」の均衡点です。
 そして、こうやって書くと、損切りラインは全銘柄に一律的に適用できるものではない事も想像がつきます。つまり、BNF氏のエントリーポイントと同じように、地合やセクターや各銘柄の癖(日経平均に対する抵抗力も含む)及び資金効率を考慮して、フレキシブルに設定するのが理想型なのではないでしょうか。


 まぁ、BNF氏ならぬボクを含めた凡人達には、数百銘柄の癖を見抜く事は無理でしょう。でもやれる事としては、価格比で一律的に設定するのではなく、取り扱おうとする少数の銘柄の癖を研究し、


  損できる金額の設定
     ↓
  反発するまでそこに固定しても他の銘柄に回した時よりも資金効率が良いと期待できる期間の設定
     ↓
  その期間での通常ノイズ幅の見積もり
     ↓
  通常ノイズ幅を吸収できるラインを設定
     ↓
  損許容金額から逆算して購入数を決定する


というフローにして、あとは地合(日経平均)の様子に注意を払うという所でしょうか。
 これを、銘柄ごとだけではなく、建て玉ごとに行うのです。
 なんか、気が遠くなりそうですね。(´∀`;)
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